なぜ数IIIは「壁」に感じるのか?
数IIIが突然難しく感じるのは、単なる計算量の多さだけではありません。
「意味の理解」と「演習量」のギャップに苦しむ人がとても多いです。
例えば、教科書では微分係数の定義が出てきますが、それがグラフの接線の傾きとどう関係しているかをピンと来ないまま覚えようとすると、どんどん分からなくなります。
僕も高2のとき、最初の微分でつまずきました。授業の板書を写してるだけで終わってしまい、「気づいたら何をやってるか分からない」状態に。問題集も開くだけでやる気がなくなる日々でした。
克服のポイントは「理解・実感・習慣」
自信をつけるためには、以下の3つの流れが必要です:
- 「なぜこうなるのか」を動画で感覚的に理解
- 簡単な例題で「手が動く」感覚をつかむ
- 毎日少しずつ解くことで「数学脳」を保つ
では、具体的な勉強法を紹介します。
数III克服のための勉強法5選
① YouTubeやスタサプで「意味から入る」
いきなり問題集に行かず、「意味理解」に特化した動画を見るのが効果的です。
- 微分 → グラフの傾き、変化の速さ
- 積分 → 面積、和の極限
おすすめ:ヨビノリたくみ先生、平岡塾、鈴木貫太郎さんの動画(無料で質が高い)
黒板の説明だけじゃ足りない「なぜ?」を、アニメーションで視覚的に理解できます。
② チャート式やFocus Goldの例題を「一緒に」解く
動画を見て理解した後は、例題レベルで「写経」でもいいから手を動かす。
最初は答えを見ながらでもOK。とにかく「解いた感触」を持つことが重要です。
赤チャートは分厚くて怖い人も、「例題だけ」「青チャートから」なら取り組みやすいです。
③ 「わからない理由」をメモしてAskなどで相談
「なぜ分からないかが分からない」状態のまま悩んでも進みません。
その時はスマホのメモにこう書いてください:
- どの式で止まったか?
- どんな説明が欲しいか?
- 教科書・解説のどの言葉が分からなかったか?
それをそのまま、勉強アカウントのDMや、匿名相談サービス「Ask」に投稿すると、答えてくれる人がいます。
④ 過去の得意単元に戻って「できる自分」を再確認
数IIIでつまずいたときこそ、数IIの得意な単元(図形と方程式、指数・対数など)を解き直すのが効きます。
「俺、こんな問題ならできるじゃん」と思えると、少しずつ自信が戻ってきます。
⑤ スマホをうまく味方につける
スマホやYouTubeは敵ではありません。
例えば:
- 朝:通学中にショート動画で微分の解説
- 昼:帰宅後に1題だけ解く
- 夜:今日わからなかったことをメモ&SNSで相談
毎日少しでも数学に触れる習慣が、理解をじわじわ深めてくれます。
結論:理解→実感→継続で、数IIIは克服できる!
数IIIが難しいのはみんな同じ。
でも、動画で「意味」から入って、少しずつ「できた」を積み上げれば、かならず乗り越えられます。
焦らず、自分のペースでOKです。
匿名で相談したい人は、「Ask」で気軽に相談してみてください!
