バレンタインでもらえないのは脈なし?教室のチョコの正体
もらえないのは脈なしの証拠じゃない。今の教室のチョコはもう友チョコが主役という話。
もらえなかった気持ちはわかる。でもそれは脈なしの合図じゃない
チョコをもらえなかった日に落ち込むのは、おかしなことではありません。 周りの机に小さな袋が増えていくのを見て、平気な顔でいられる人は少ないと思います。
それでも、もらえなかったことは脈なしの証拠になりません。 今の教室で配られているチョコの多くは、友チョコです。 仲のいいグループの中で交換するもので、告白の代わりに渡すものとは違います。
机の上の数でわかるのは、普段どのグループにいるかくらい。 誰がどれだけ好かれているかの順位ではないし、あなたの価値が決まった日でもないんです。
教室で配られているチョコを横目に、自分の分だけ増えない瞬間
休み時間、机の上にチョコが積まれていく子がいます。
自分の机は、何も増えません。
放課後、クラスのグループLINEを開くと「〇〇くんにあげた」「もらってくれた〜」というやり取りが流れてくることもあります。
見なければよかった、と思っても遅いです。
こういう瞬間に浮かぶのは「もらえない自分」への評価です。
でも今、目に入っているのは配られた結果だけ。
誰が何を考えて配ったのか、その中身は見えていません。
落ち込む前に、そこだけ立ち止まっておく必要があります。
配られているチョコの多くは、そもそも恋愛の話じゃない
ロッテの「2025年バレンタイン意識調査」を見にいきました。2024年12月に、チョコを渡す予定がある10〜50代の女性500人に聞いたものです。「恋愛面で好きな相手」に渡すと答えた人は、たった5%でした。
調査データ
5%
バレンタインに恋愛目的でチョコを渡す予定の人(渡す予定がある女性全体)
10代に絞るともっとはっきりします。10代の86%は「友達に渡す予定」と答えていました。
調査データ
86%
友達に渡す予定の10代(渡す予定がある10代女性)
教室で配られているのを見て、自分の分だけ増えないと固まる瞬間があります。でもその数のほとんどは、そもそも恋愛の得点になっていません。友チョコの受け渡しに、自分が入っていなかっただけです。
一方で「もらえなかった人の割合」を調べた調査は見つかりませんでした。誰が何個もらえなかったかまでは、この調査からは分かりません。
もらった人が選ばれて、もらえなかった人が落ちたわけじゃない
チョコは、好感度を上げる装置じゃありません。
すでにある関係が、2月14日に表に出ているだけです。
だから2月14日に何かが決まるわけじゃなくて、もう決まっていたものが見えているだけ。もらえたのは選ばれたからじゃなく、もともと接点があっただけです。もらえなかったのも同じで、その日に評価が下されたわけじゃありません。
教室で友達に配られているチョコを横目に見て、自分だけ落ちた気がする瞬間はあります。
でもそこにあるのは審査結果じゃなくて、ただの人間関係の分布です。話す機会が多かった人には配られて、無かった人には配られない。それだけの話を、脈なしの証明として受け取るのは勘違いです。
グループLINEで配られた数を数えるのを、今日でやめる
一番しんどくなるのは、もらえなかった瞬間じゃありません。
そのあとグループLINEで「誰が何個もらったか」を数え始める時間です。
友達の話に出てきた名前を、頭の中でリストにしていく。
自分の名前が出てこないことを、何度も確認しにいく。
これをやるほど、もらえなかった事実だけが大きくなっていきます。
さっき書いた通り、配られているチョコの大半は義理や友チョコです。
数を比べても、恋愛の順位表にはなりません。
比べても答えが出ない数を数えるのは、今日でやめていいです。
グループLINEを閉じて、自分が今日やることに時間を戻す。
比較をやめることが、今日からできる一番小さい行動です。
気にしない方がいい。残酷な世界だから
もらった数、もらえなかった事実。それ自体は消えません。
なかったことにはできないので、はっきり言います。気にしない方がいい。
優しい世界だから気にするなと言うんじゃなくて、逆です。残酷な世界ですから。 数の多さと好きの重さが関係ない、そういう雑な仕組みの日に、真剣に受け止めるだけ損をします。
ただ、今日のこのもやもやは、ずっとこのままじゃありません。
いつかはそれも、いい思い出か悪い思い出として、少し大人になります。どっちになるかは選べないけど、どっちでも進みます。
今つらいのは、まだ時間が経っていないから。それだけです。
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